トルコの軍事(トルコリラ)
トルコには軍事組織として、陸軍・海軍・空軍で組織されるトルコ軍(Turk Silahl? Kuvvetleri)と内務省に所属するジャンダルマ(憲兵隊、Jandarma)・沿岸警備隊(Sahil Guvenlik)が置かれている。トルコは良心的兵役拒否を認めない完全な国民皆兵制度(ただし男性のみ)をとっているため兵員定数はないが、三軍あわせておおむね65万人程度の兵員数である。また、ジャンダルマ・沿岸警備隊は戦時にはそれぞれ陸軍・海軍の指揮下にはいることとされている。ただし、ジャンダルマについては、平時から陸軍と共同で治安作戦などを行っている。指揮権は平時には大統領に、戦時には参謀総長(Genelkurmay Ba?kan?)に属すると憲法に明示されており、戦時においてはトルコには文民統制は存在しない。また、首相および国防大臣には軍に対する指揮権・監督権は存在しない。ただし、トルコ軍は歴史的にも、また現在においてもきわめて政治的な行動をとる軍隊であり、また、国防予算の15%程度が議会のコントロール下にない軍基金・国防産業基金等からの歳入であるなど、平時においてもトルコ軍に対する文民統制には疑問も多い。軍事同盟には1952年以降NATOに加盟し、1992年以降はWEUに準加盟している。また、1979年それ自体が崩壊するまでCENTO加盟国でもあった。2国間同盟としては1996年、イスラエルと軍事協力協定および軍事産業協力協定を締結しており、1998年には実際にアメリカ合衆国・イスラエル・トルコの3国で共同軍事演習が行われた。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
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